G1レースを6連勝していたイクイノックスが電撃引退を発表しました。
12月の有馬記念を楽しみにしていたファンも多かったと思うのですが、ジャパンカップ後に疲れが残っていて有馬記念に万全に望めなかったことや
正式に種牡馬入りのオファーを受けていたことなどが理由で引退することになったようです。
引退にはまだ早いのでは、まだまだイクイノックスの走りを見たかったというのが本音かもしれませんが、
世界最強とも言える状態で引退できたことは良かったのかもしれません。
そんなイクイノックスが引退後どうなるのか、イクイノックスを引退後に見学できる場所はどこなのか、
引退レースとなったジャパンカップについても詳しく調べてみました。
皆さん一緒に見ていきましょう!
イクイノックスとは?
イクイノックスはデビュー直後の2歳から重賞レースに勝つなど活躍してきて、3歳の時にはG1レースである皐月賞と日本ダービーで2着に入るなど目覚しい活躍を遂げてきました。
2022年10月には天皇賞(秋)で初めてのG1レース初優勝を飾っています。G1レース初優勝だけではなく、芝2000mでの世界記録を更新してしまうほどの走りだったというのもまたすごいですよね!
その後、12月の有馬記念でも優勝し、2022年度の代表馬にも選ばれました。
総獲得賞金は22億1544万6100円と歴代最高額を更新したそうで日本で一番稼いだ馬と言われています。
イクイノックスは引退後どうなる?
G1レース6連勝で好成績、獲得賞金も過去最高と最強馬として電撃引退することになったイクイノックスですが、引退後はどうなるのでしょうか。
イクイノックスは引退後は種牡馬(しゅぼば)として優秀な血統を後世に残していくために種付けをして働きます。
2004年~2006年に社会現象となるほどの人気の競走馬「ディープインパクト」も引退後は種牡馬として働き、1800頭の子どもがいるそうです。
馬の寿命は25歳~30歳と言われていますが競走馬はもっと短く、ディープインパクトは手術などを行ったものの首の骨折による安楽死で2019年17歳という若さで亡くなっています。
イクイノックスにもまずは、競走馬としての疲れをゆっくりとって休んでもらい、第2の人生を少しでも長く生きてもらいたいですね。
また、イクイノックスの父親は2015年から2018年に活躍していたキタサンブラックでキタサンブラックもまた、種牡馬として現役で活躍されています。
キタサンブラックは種付料が2000万円の人気種牡馬で、息子のイクイノックスも種牡馬としての期待が高まっています。今後は種牡馬として父子で競い合うことになるのでしょう。
イクイノックスを引退後に見学できる場所は?
イクイノックスの引退後の繋養先(けいようさき)は「社台スタリオンステーション」です。
社台スタリオンステーションは北海道勇払郡安平町にある種牡馬を繋養(けいよう)する牧場です。繋養(けいよう)とは飼育するという意味なのですが、牛か馬限定で使うそうです。
社台スタリオンステーションは普段一般の方は立ち入り禁止なのですが、一般のファンの方が見学できる機会もあるようです。
今年は2023年10月1日より期間限定での一般展示を行ったようです。事前の申し込みが必要で、2023年12月現在は中止しています。
また、ディープインパクトやキングカメハメハ、クロフネ、トウカイテイオーのお墓参りをすることもできるそうです。(2023年12月現在は中止している)
社台スタリオンステーションのHP内に「一般展示情報」があるので、見学したい方はそちらを随時チェックしておくとよいですね。新しい一般展示の情報は今のところないようです。
イクイノックスの父・キタサンブラックも現在、社台スタリオンステーションで繋養されています。
一般展示のイベント情報をキャッチして最強の親子を見学しにいきたいですね。
・普段は見学できないが、一般のファン向けの展示を行う機会がある
・見学したい場合は社台スタリオンステーションHP内の「一般展示情報」をチェック
・父・キタサンブラックも社台スタリオンステーションにいる
社台スタリオンステーション
〒059-1432 北海道勇払郡安平町早来源武275
引退レースはジャパンカップ!
イクイノックスの引退レースは2023年11月26日のGⅠレース「ジャパンカップ」となりました。
ジャパンカップは東京競馬場で行われ、芝・2400mの距離を海外の馬も含めて18頭が出走しました。
イクイノックスは単勝で1.3倍の一番人気で出走し、先頭の馬がハイペースで逃げる中、レース序盤から3番手でラストの直線に入り、直線の中ほどで先頭に立つと2着に4馬身頭差もつけて優勝。
普通の馬であればバテてしまうところを、後続の馬を大きく引き離してのゴールという怪物並みの走りをみせてくれました。
イクイノックスはスタミナがとんでもないと言われており、逃げ切りでも追い込みでもGⅠを制していて万能な競走馬だったようです。
ジャパンカップでは優勝賞金5億円を獲得し、獲得賞金20億円越えの歴代最高額も更新しました。
誰もが有馬記念やこの先を楽しみにしていた中での引退でしたが、血統的に期待出来て活躍している馬ほど早めに引退していくので、
次はイクノイックスの子どもたちが活躍するのを楽しみに待ちたいと思います。
イクイノックスのまとめ
今回、イクイノックスが引退後どうなるのかについて、イクイノックスを見学できる場所があるのかや引退レースとなったジャパンカップについて調べてみました。
イクイノックスは引退後は種牡馬(しゅぼば)として優秀な血統を後世に残していくために種付けをして働きます。
イクイノックスの繋養先は北海道勇払郡安平町にある社台スタリオンステーションです。一般のファン向けに見学できる機会もあるようです。
社台スタリオンステーションのHP内に「一般展示情報」があるので、見学したい方はそちらを随時チェックしておくとよい。
引退レースとなったジャパンカップでは単勝で1.3倍の一番人気で出走し、2着に4馬身頭差もつけて優勝、優勝賞金5億円を獲得しています。
今後、イクイノックスをレースで見る事ができないのは残念ですが、これからも長く健康でいて欲しいです。
イクイノックスの子どもたちがレースで活躍する時を楽しみにしたいと思います!応援しています!
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