私と私の息子・娘が大好きだった絵本「いそがしいよる」「せんたくかあちゃん」シリーズの作者である
さとうわきこさんが2024年3月28日に大動脈解離のため89歳で逝去されました。
さとうわきこさんの絵本は寝る前に子供たちと一緒に何度も読んでいたのですが、
いつも登場人物に前向きなパワーや力強さがあり、クスクスっと笑えて、
読み終わった後には心温まる気持ちになっていました。
温かい空気に包まれてホッとするような絵本ばかりでした。
さとうわきこさんの絵本は子供達が何度も同じ絵本を図書館から借りるほど大好きだったので、
購入して家に置いている絵本の一つです。
さとうわきこさんの訃報には残念な気持ちでいっぱいですが、
私たちの心に残る絵本をたくさん残してくれてありがとうの気持ちでもいっぱいです。
そんなさとうわきこさんの新刊「みちくさ」という絵本が4月12日に刊行されると知り、
新刊「みちくさ」のあらすじが気になり調べてみました。
また、さとうわきこさんのこれまでの絵本の代表作についてもまとめてみました。
皆さん一緒に見ていきましょう!
さとうわきこさんのプロフィール
絵本作家 さとうわきこさんがお亡くなりになりました。
— 福音館書店 (@Fukuinkan_PR) April 8, 2024
「ばばばあちゃんの絵本」シリーズや「せんたくかあちゃん」シリーズなどの絵本を手掛け、その作品は今も子どもたちに読み継がれています。謹んでご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/69506otOcY
本名:武井 和喜子(たけい わきこ)
生年月日:1935年1月28日
年齢:89歳(没年2024年)
出身地:東京都品川区大井町生まれ、練馬区東大泉町育ち
小学校:東京学芸大学付属大泉小学校
中学校:東京学芸大学付属大泉中学校
高校:東京都立大泉高校
高校卒業後は家計が困窮し大学進学を断念し、映画会社「東宝」に就職したのですが、
半年後には腎臓結核という病気で2年間療養されていたそうです。
療養している間もアルバイトをしながら、絵を描きたいという夢を持ち続けており、
デザインについて学び、知人のツテをたどってデザイン会社に就職されています。
その後は挿絵作家としてデビューし、独立して「せんたくかあちゃん」や「ばばばあちゃん」シリーズが誕生しました。
まさに、さとうわきこさんのパワフルさが絵本の中の力強い主人公にも反映されていますよね。
さとうわきこさんの新刊「みちくさ」のあらすじ
さとうわきこさんが3月28日にお亡くなりになりました。
— 偕成社【公式】 (@kaiseisha_PR) April 9, 2024
4/17には30年構想された『みちくさ』の刊行を控えていらっしゃいました。八島太郎さん『道草いっぱい』をご覧になり「私ならこんな道草」という思いから生まれた若々しい絵本です。
心よりご冥福をお祈りいたします。https://t.co/iiISVzfTzz pic.twitter.com/CQ6BIYwJbM
さとうわきこさんの新刊「みちくさ」という絵本は、
わきこさんが30年以上も構想を温め創作を進めていたものなんだそうです。
さとうわきこさんは亡くなる直前まで創作を続けられていて、夫の利喜さんも「これからだと思っていた矢先だった。」と話されています。
そんな新刊「みちくさ」のあらすじは
学校の帰り道、ちょっと道草して帰ろうと思った少年。道草といってもただの道草じゃなかった! 草のおばけに出会ったり、マンホールの蓋が縄跳びしてたり、のぞいた美容室にいたお客さんは野菜のマダムたち?! 鳥居はお相撲しているぞ。おかしな不思議な道草体験。うちに帰り着くまでには、もっといろんなことに出くわします。さとうわきこさんらしい、生き生きしたユニークなナンセンス絵本。
引用元:pictbook
あらすじを読んだだけでもワクワクしてしまうような絵本ですよね。
子供達も楽しみにしているので、購入して読みたいと思います。
さとうわきこさんの絵本の代表作は?
さとうわきこさんの著作は100冊以上にものぼります。
そんなさとうわきこさんの絵本の中の代表作と言えば、
「ばばばあちゃん」シリーズと「せんたくかあちゃん」シリーズです。
私と子供達が初めてさとうわきこさんの絵本に出会ったのが「ばばばあちゃん」シリーズの1作目で
「いそがしいよる」でした。
今でも「いそがしいよる」を笑顔で子供達と何度も一緒に読んだ思い出が思い返されるほどです。
まず、「ばばばあちゃん」というばあちゃんの名前に子供たちは大ウケしていたのですが、家の中の家具の名前が何度もたくさん出てくるところにも興奮していました。
娘が3歳、息子が5歳の頃に初めて読んだのですが、おすすめの本です。
私も今回初めて知ったのですが、ばばばあちゃんという名前には何の意味も意図もなかったそうです。
いい感じだと思ってつけたというところがさとうわきこさんらしさがあって素敵ですよね。
作者のさとうわきこさんは名前を考える際に一生懸命考えて、“おばあさん”“ばあちゃん”などいろいろ口で言っていたそうです。そのうちに、ば・ば……となって、「ばばばあちゃん」という名前が浮かんだとか。さとうさんいわく、「口で唱えていい感じだと思ってつけちゃったから、意図とか意味はないのよ」とのこと。
引用元:福音館書店
せんたくかあちゃんは、息子が小1、娘が年中の頃に初めて読んだ本でしたが、
娘が小1になった今でも読んで欲しいと言ってきます。
実は、さとうわきこさんの訃報を聞くまで「いそがしいよる」と「せんたくかあちゃん」の作者が一緒とは知らずに読んでいたことにびっくりでした。
そして、せんたくかあちゃんシリーズが3作あることも知らなかったのであと2作も新刊と一緒に読むのを親子共々楽しみにしています。
さとうわきこさんについてまとめ
今回、89歳で逝去された、絵本作家のさとうわきこさんの新刊「みちくさ」のあらすじや絵本の代表作はについて調べてみました。
・新刊「みちくさ」のあらすじは、学校の帰り道にちょっと道草して帰ろうとする少年のおかしな不思議な道草体験。
・代表作は「せんたくかあちゃん」「ばばばあちゃん」シリーズ
これからも、さとうわきこさんの絵本を孫の代まで読んでいきたいなと思います。
さとうわきこさんありがとうございます。ご冥福をお祈りいたします。
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