2024年2月5日、卓球のパリ五輪代表の6人が決定し、伊藤美誠(いとうみま)選手は代表から外れてしまいました。
2月8日には、世界選手権団体戦に向けた公開練習の際に、
パリ五輪の補欠の可能性があることを問われると、
「東京五輪では早田選手が支えてくれて私も頑張れたけど、私はリザーブというのは向かない。行かないと思う」
と発言されました。
リザーブ辞退します。ともとれる伊藤美誠選手の発言に注目が集まっています。
では、伊藤美誠選手はなぜリザーブ辞退する。というような発言をされたのか、その理由が気になり調べてみました。
また、伊藤美誠選手の発言に対する世間や海外の反応についてもまとめてみました。
皆さん一緒に見ていきましょう!
伊藤美誠選手のプロフィール
#世界卓球 日本代表🇯🇵
— 世界卓球団体戦2024年2月韓国で開幕🏓パリ五輪代表出場‼️ (@tvtokyo_ttpr) February 12, 2024
自他共に認める「団体戦の申し子」#伊藤美誠 選手と取材後に📷
Photo:ItaruChiba
🏓#世界卓球2024 団体戦
2月16日(金)開幕‼️
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生年月日:2000年10月21日
年齢:23歳(2024年2月現在)
出身地:静岡県磐田市
血液型:O型
身長:152cm
趣味:映画鑑賞
所属:スターツ
最高世界ランク:2位(2020年4月)
伊藤美誠選手がリザーブ辞退発言をした理由は?
スポーツ界においてリザーブ(補欠)という要員は欠かすことができません。
どのスポーツにおいてもチームの一員として必要不可欠な存在であることは言うまでもありませんが、
今回、卓球界におけるリザーブ(補欠)の役割というものを調べたところ、今まで知っていたリザーブとは違った側面が見えてきて驚きました。
卓球界におけるリザーブの大きな役割とは、
なんだそうです。万が一の出場に備えて準備しておくのとは少し役割が違うようです。
卓球ではほとんど怪我をすることがないため、リザーブが試合に出場する確率はほぼ0に近いそうです。
また、リザーブ選手として選ばれる基準も以下のようになっています。
卓球界の事情も踏まえた上で、伊藤美誠選手がリザーブ辞退発言をした理由についてまとめてみました。
練習パートナーに不向きな戦型(プレースタイル)
先ほどもあったように、卓球界におけるリザーブとは「代表選手達の練習パートナー」です。
卓球で使用されるラケットにはゴムでできた赤や黒のラバーが貼られていますが、
そのラバーには「よく弾む」「変化ボールが出しやすい」など色々な性能を備えたラバーがあり、選手たちは自分に合う1枚を選んで使用しているようです。
伊藤美誠選手のラバーはバック面に異質なラバーを使っているそうです。
そのため、練習パートナーとしては不向きな戦型(せんがた)だと、水谷隼さんが話されています。
身長が練習パートナーに不向き
その他にも、普段の練習では、対戦相手に似た特徴の選手が必ず練習相手をするそうなのですが、
オリンピックでは人数制限がかなり厳しくて、リザーブの選手と男女兼用の練習パートナー1人ぐらいしか会場に入ることができないそうです。
限られた人数で、対戦相手に限りなく近い練習相手が必要な中で、
伊藤美誠選手は背の高い海外選手とは体型も大きく違い、最大のライバルである中国選手もみんな160㎝以上あるので、
152cmと身長が低い伊藤美誠選手はリザーブ選手には不向きなようです。
伊藤美誠選手もそれを分かっていての発言だったとすれば、日本が勝つためにすごく考えての発言だったと思います。
このような厳しい練習環境の中で、リザーブ選手には多くのことが求められます。
・中国選手と対戦する場合は中国ラバーを張ったラケットで練習
・中国選手と対戦する場合はサービスフォームを真似させられる
このようなことが求められていて、日本の勝率を少しでも上げるために選手以上にハードな役割をされています。知らない世界に驚きました。
自身の目標に向かって真っすぐ進むため
オリンピックのリザーブ選手は約1ヶ月間自分の練習ができない状態になり、休みもなくなるそうです。
今まで意識したことがなかったのですが、リザーブ選手のハードさは並大抵のものではないのですね。
伊藤美誠選手はパリ五輪に向けて、2年間厳しい戦いを続けてきました。
それも「シングルスで優勝すること」が目標だったからです。
パリ五輪のシングルス代表を逃した時は涙を流し、終わりたくない気もちもあるし、終わりたい気持ちもある。と複雑な心境を話されていました。
それから、18日後には最新の世界ランキングが発表され、伊藤美誠選手は10位から14位へと下がったが日本勢では早田ひなさんに次ぐ2位の位置でした。
その時には、すでに次の目標をしっかり持っており、
「世界ランク1位を目指すこと」と話されています。
「誰も成し遂げたことのないことを成し遂げたい。海外の大会でどんどんランキングを上げて、日本人でもトップになりたいし、中国に勝たないと絶対に入れないので、そこを目指していきたい。一発の試合ではなく、積み重ねないといけない」
引用元:gooニュース
2020年東京五輪では
混合ダブルスで金メダル
女子団体で銀メダル
女子シングルスでは銅メダル と、
輝かしい成績を残していて、世界ランク最高2位の実績がある伊藤美誠選手だからこそ、
今なら世界ランク1位という目標を達成できるかもしれません。
今すべきことはリザーブ選手ではないと判断されたのではないでしょうか。
卓球界のトップ選手たちがリザーブ選手として出場することが選手自身のプラスになるのかマイナスになるのかはそれぞれで違うと思います。
中国という強い壁を破るためには、日本チームが一丸となって戦う必要性も感じますが、個々のレベルアップも必要不可欠だと思うと、
リザーブ選手として出場するのかしないのかは個人の判断に任せて良いのではとも思います。
伊藤美誠選手の発言に対する世間の反応は?
世間の反応は様々ですが、やはり伊藤美誠選手を応援する声が多いように感じます。
私も、人生を卓球に捧げてきて、オリンピックシングルス代表を逃しても、また、世界一という目標に向かって再起した
伊藤美誠選手の意志を応援したいと思います。
伊藤美誠選手の発言に対する海外の反応は?
伊藤美誠選手は中国でも注目されている選手であり、今回の発言に対して様々な声があるようです。
伊藤美誠選手のまとめ
今回、卓球の伊藤美誠選手がリザーブ辞退発言をした理由について調べてみました!また、世間や海外の反応も調査してみました。
伊藤美誠選手がリザーブ辞退発言をした理由は、
・練習パートナーに不向きな戦型(プレースタイル)
・身長が練習パートナーに不向き
・自身の目標に向かって真っすぐ進むため
だと考えられました。
世間や海外の反応は伊藤美誠選手を応援・期待する声が多いように感じます。
伊藤美誠選手にはこれまでに誰もが成しえなかった、世界一を目指して頑張って欲しいです!
応援しています!
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